生活習慣病の代表的な種類

生活習慣病という名前は知っていても、具体的にどのような病気が該当するのかあまりよく知らないという方はたくさんいます。この文章では、生活習慣病の代表的な五つの病気について解説していきます。
生活習慣病の代表的な五つの病気とは、糖尿病、心疾患、脳卒中、がん、慢性閉塞性肺疾患です。

糖尿病は、インスリンの分泌に問題が生じ、血液の中に異常なほど多い糖分が存在する状態が慢性的に続く病気です。糖尿病の初期症状は、喉が渇いたり、頻尿になったり、というもので、病気が進行していくと、糖尿病網膜症によって失明したり、糖尿病腎症で腎臓の機能が低下したりします。
心疾患は、心臓に発生する病気の総称です。日本において、がんの次に死亡率の高い病気であるため、注意が必要です。
脳卒中は、主に脳梗塞、脳出血、くも膜下出血のことを言います。高血圧や、脂質異常症、高血糖などが原因で起こるもので、喫煙、飲酒、ストレスなどの生活習慣によって起こります。
がんは、人体の中の異常な細胞が増え続け、周りの組織を侵食して障害を起こすという病気です。がんは、喫煙や飲酒、運動不足、塩分過剰などが原因として挙げられるため、注意が必要です。
慢性閉塞性肺疾患は、タバコなどが原因で起こるもので、咳や痰などの症状が現れます。体や手足の筋肉が衰えることもあるので、注意が必要です。